STVでは現在、社内で24本の苗木を育てています。
SDGs推進室のフロアで、行きかう社員の注目を浴びながら生育中のこちらは、その名も『MODORINAE』(戻り苗)と言います。
『MODORINAE』は、和歌山県に本拠地を置く「株式会社ソマノベース」が取り組む事業。
土砂災害での人的被害をゼロにする、をビジョンに掲げ、豊かな森林作りのための事業を展開しています。家庭やオフィスで観葉植物として育てられた苗木を植林し、荒廃した山林を豊かな森へと導くことを目指しています。
その北海道版を開始するにあたり、今はトライアルの真っ最中。
本州よりも厳しい自然環境下にある北海道の木々が、室内でも無事に育つのかを調べる実証実験にSTVも参加しています。
苗木は「イタヤカエデ」「ナナカマド」「ミズナラ」「エゾヤマザクラ」「ツリバナ」「ハウチワカエデ」の広葉樹6種類24本です。
現在のところ、ミズナラが20センチほどにまで伸びていて文字通り一番の成長株。どの苗木も枝の先が小さく膨らんでいますが、春に芽吹くための「冬芽」と呼ばれる状態です。
いまはどの苗木もか細い枝だけで健気な様子ですが、やがて葉をつけて無事に成長してくれることを願って、水と共に愛情を注ぎながら育てていきたいと思います!